横河電機は6月13日、ベルギーのデジタル統合ソフトウェア会社であるWaylayへの出資を発表した。両社はこれまでも、DX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するソリューションやサービスの分野で連携している。今回の出資を通じて両社のパートナーシップを強化し、横河電機はアプリケーションとサービスのクラウドポートフォリオ拡大、Waylayは市場の拡大を目指す。

Waylayのローコード自動化技術を活用して、横河電機の提供するYokogawa Cloud上でのクラウドベースアプリケーションの開発と実行を簡素化することで、両社はデジタル技術の普及を目指す。

両社のパートナーシップ強化により、Yokogawa Cloudのユーザーは、横河電機のエンジニアによるサポートでカスタマイズされた複雑なクラウド・ネイティブ・ソリューションを迅速に導入できる。また、既存のIA(Industrial Automation)分野を中心としたSaaS(Software as a Service)ポートフォリオに加えて、Yokogawa Cloud上にあるユーティリティ、スマートビル、テレコム、データセンターなど、IA以外のエンタープライズソリューションも選択することもできる。