ビックカメラは6月13日、同社が取り組むDX（デジタルトランスフォーメーション）について、「DX 宣言」として購買代理人としての「デジタルを活用した製造小売物流サーキュラー企業」を目指すことを発表した。

同社は購買代理人として、店舗とECのシームレスな結合を通じて顧客体験を向上するOMO（Online Merges with Offline）戦略を推進する。

  • OMO戦略全体イメージ

OMO戦略の推進により、顧客は店舗とECを含めたデジタルを意識することなく、希望のタイミングで場所を選ばず、自由に買い物を楽しめるようになるという。また、店舗とECをまたがる顧客情報を統合することで、顧客一人ひとりにあったオススメ情報の提供が実現される。

同社はDX宣言の実現に向けて、SalesforceとAmazon Web Services（AWS）との連携を強化する。

今回の3社連携の取り組みとして、AWSが提供するクラウドコンタクトセンターサービスである「AmazonConnect」と Salesforceが提供するAI実装CRM製品「Service Cloud Voice」の連携実証実験をスタートする予定だという。両サービスの連携により、コンタクトセンターにおける顧客体験の飛躍的向上を3社で目指す。