One Terraceは6月9日、年間売上が10億円以上の企業の役員・部長・課長108名を対象に5月19日~24日の期間で実施した「事業部単位の開発業務への意識調査」の結果を発表した。

最初の「あなたの事業部において、アナログな業務の『システム化』をする必要があると思いますか」という質問では「非常にそう思う」が40.7%、「ややそう思う」が45.4%という結果になった。

  • 「あなたの事業部において、アナログな業務の『システム化』をする必要があると思いますか。」 引用:事業部単位の開発業務への意識調査

そして「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した93人に聞いた「システム化をする必要があると思う理由を教えてください」という質問では、「業務効率化につながるから」が最多で84.9%、「事業全体の生産性が上がるから」が57.0%、「情報の伝達が容易になるから」が41.9%となったという。

加えて「あなたがシステム化したい業務があれば、自由に教えてください」と質問したところ、「受発注業務」や「在庫や販売の分析」などの声が挙がったとのことだ。

また「あなたの事業部における開発案件が進まない課題を教えてください」という質問項目では、「事業部に開発に精通している人材がいない」が33.3%、次いで「技術的なハードルが高い」が32.4%、「開発業務の優先度が低い」が24.1%という回答結果が出ている。

  • 「あなたの事業部における開発案件が進まない課題を教えてください」 引用:事業部単位の開発業務への意識調査

「あなたの事業部単位にて業務のシステム化をすると想定した場合、システム開発における外注の意向を教えてください」という質問に対しては、「一部外注・一部内製したい」が57.4%、「全て外注したい」が23.1%という回答結果が得られている。