シスコシステムズとLIVE BOARDは5月11日、シスコのクラウド管理型ITソリューション「Cisco Meraki MR20」によって取得するWi-Fiプローブデータ(アクセスポイント検索のためにやり取りするパケットデータ)とApplication Programming Interface(以下、API)を活用し、屋内のデジタルサイネージビジョン(DOOH)の広告視認者の計測モデルを共同で開発したと発表した。
これまで屋内DOOHのインプレッション計測においては、カメラを設置することが基本となっていたが、屋内用アクセスポイント「Cisco Meraki MR20」を導入してAPIを活用することで、歩行者が所持するスマートフォン等の端末が発するWi-Fiのプローブデータとカメラを基に取得した広告視認者のデータによって、これまで同様のインプレッション計測ができるようになるという。これにより、カメラを屋内DOOHに設置することなく、より安価で計測が可能だという。