アルプス システム インテグレーション(以下略、ALSI)は、マクロを含むファイルの安全な受渡しやファイル転送の受取り・共有機能を強化した情報漏洩対策ソリューション「InterSafe ILP」新バージョン8.0の販売を4月25日より開始する。
「InterSafe ILP」は、デバイス制御からファイル暗号化、セキュリティUSB作成、ネットワーク間のファイル転送、ネットワーク分離の5つの機能と申請・承認ワークフロー、ファイル無害化、個人情報検出の3つのオプションを自由に組合せ、情報漏洩対策を行うセキュリティソリューション。Ver.8.0では、ファイル転送申請時に「マクロを削除しないルール」の選択が可能となり、必要なマクロを残したままの無害化やマルチスキャンを実行することでマクロ付きファイルの受領を行えるようになる。
ファイル転送を安全に行う「InterSafe FileTransporter」で転送したファイルを指定フォルダーに自動コピーする機能も追加。指定先は個人フォルダーだけでなく共有フォルダーにも対応し、効率的なファイル共有ができるほか、クラウドでのID・アクセス管理サービス「Azure Active Directory(Azure AD)」にも対応し、他のクラウドサービスのアカウントと併せて「InterSafe ILP」のアカウントも一元管理できるため、クラウド環境での導入や管理も容易になる。
今回のバージョンアップに合わせて「InterSafe ILP」各製品のライセンス体系を変更しており、Ver.8.0 以降は、サポートサービス込みの期間契約のライセンスとなる。また、4月1日に利用規約を改訂し、新規約「InterSafe シリーズ利用規約」を制定している。詳細は、InterSafe ILP ライセンス及び利用規約変更のお知らせで確認できる。