paizaは4月14日、同社が運営するITエンジニア向け就職・学習プラットフォーム「paiza」の会員200人を対象に実施した「今最も注目するプロダクトやサービス」についてのアンケート結果を公表した。

調査の結果、ITエンジニアが最も注目するプロダクトを運営する企業の第1位として「Amazon」および「Google」が同票を獲得した。3位は「Microsoft」だ。Amazonが展開するAWS(Amazon Web Services)はデファクトスタンダードなプロダクトとして認知されており、高い評価を得ている。一方のGoogleは、クラウドサービス以外にもAndroidなど幅広いサービスへの注目が集まったようだ。

GAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)に名を連ねるIT・ソフトウェア系が上位にランクインする中、IT産業以外からトヨタ自動車が選ばれた。EV(Electric Vehicle:電気自動車)の新ラインナップ発表など、新しいプロダクトを作る力が評価されているという。

  • ITエンジニアが注目するプロダクトを提供する企業 資料:paiza

ITエンジニアが働いてみたい、または関わってみたい企業では「Google」が最も多くの票を集め1位に。「Microsoft」、そして「Amazon」が続く結果となった。Googleを選んだ理由としては、「どのサービスでも最先端の技術を学ぶことができそうなため」「世界で最も革新性・先進性があるから」など、やはり幅広いサービス展開への関心が高い。MicrosoftはVisual Studio CodeやTypeScriptなど、エンジニアが普段から利用しているプロダクトを手掛けていることが理由となっている。

  • ITエンジニアが働いてみたい、または関わってみたい企業 資料:paiza

さらに、ITエンジニアが注目している技術を聞くと、1位は「AI(Artificial Intelligence:人工知能)」で2位以下に大きな差を付けた。2位は「IoT(Internet of Things:モノのインターネット)」、3位は「メタバース」だ。「量子コンピュータ」など現在利用開始へ向けて研究が進む技術も注目度が高いことがうかがえる。

  • ITエンジニアが注目している技術トレンド 資料:paiza