住友生命保険相互会社(以下略、住友生命)と住友生命グループの保険デザインは、価値観や嗜好性も反映した個人に最適な保険をAIを用いて提案する「AIぴったり保険診断」の実証実験を4月11日から6月30日まで実施する。
保険デザインに設置された専用のWebサイトにアクセスして無料で利用できる診断は、約3分間で済むいくつかの簡単な質問に答えることで、価値観や嗜好性を解析し、ユーザーに最適な保険の提案を行う。保険について詳細な話を聞きたい場合は、そのまま来店予約も行える。サービスは、住友生命とエクサウィザーズとの間で共同開発されたもので、2021年6月にメディケア生命保険でも実証実験が行われ、その効果が認められている。同社によれば、年齢・性別等の属性に関するデータだけでなく、Webアプリケーション等を通じて取得したデータから、AIが内面的な価値観の把握とタイプ診断を行い、保険の提案を行う仕組みは、生命保険業界では初になるという。