法人向け人材育成サービスを提供しているエナジードは3月15日、全国中学校108校を対象に実施した、コロナ禍における職場体験などのキャリア教育の変化に関する実態調査の結果について発表した。
これによると、97.2%の学校が、新型コロナウィルスの流行はキャリア教育の授業に影響を及ぼした、と回答。その内、82.7%は悪い影響であると考えており、大きな要因は「学校と学外の関わり方の変化」だった。
また、新型コロナウィルス流行の影響をうけて、キャリア教育の授業内容を「すでに変更した・変更内容が決定済み」と回答したのは62.0%で、「変更予定だが内容は未定・変更するか検討中」と回答したのは28.7%となった。
さらに、すでに変更した学校の多くは、現在も工夫を重ねて職場体験・職業講話・職業調べを実施しており、合計で79.1%だった。