キヤノン電子は3月11日、PC画面の操作内容を録画するセキュリティソリューション「SML画面操作録画機能」の発売を発表した。
同機能を活用することで、「メールの内容」や「Webの書き込み」など、従来のログ管理では把握しきれなかったPCの操作状況を把握することができる。
指定USBメモリ以外の接続や、無料のクラウドストレージへのファイルのアップロードなどの情報漏洩やコンプライアンス違反に繋がる不正行為を検知した場合は、ログ出力やPCシャットダウンを行うだけでなく、ユーザーにアラートメッセージを表示したり、上司・管理者にメールで通知したりすることもできる。
同社では、同機能を内部不正の発生の未然抑止だけでなく、作業者の業務状況を確認しながら声をかける、といったテレワーク環境における従業員の孤立防止などに活用できると想定している。