SCSKとNECは3月10日、データセンターおよびネットワーク領域における協業を強化を発表した。2022年4月1日にはデータセンター運営における合弁会社「SCSK NECデータセンターマネジメントクラウドサービスを設立する。

新会社は千葉県印西市で2022年4月に竣工予定のデータセンターの資産を保有し、SCSKとNECにデータセンターサービス、ネットワークサービスを提供する。また、新会社は自然エネルギーの活用による環境にやさしいデータセンター運営に向けて、両社がそれぞれ目指す、温室効果ガス排出を実質ゼロをを目指す。

同キャンパスでは、サービスプロバイダー、IX事業者、通信事業者などのエコシステムパートナーを共同で誘致し、エコシステムパートナーと接続サービスを共通化。セキュアかつ低遅延なネットワークやさまざまなクラウドサービスへの接続できるデータセンターサービスとして提供している。また、共通化された接続サービスに、SCSKとNECの提供するオンプレミスやクラウド上でのSIサービスやマネージドサービスを組み合わせたサービスも、顧客のDXをエンドツーエンドを順次提供している。

SCSKとNECはエコシステムパートナーの誘致を継続的に推進し、データセンター内の顧客固有のシステムと各種クラウドサービスを併用した環境における高い利便性と機密性を実現していくという。