伊藤忠商事とクラウドベースの医療機関向けサービスを提供するエムネスは3月9日、ヘルスケア領域における協業や医療機関向けのクラウド導入の支援に向けた資本業務提携を発表した。

エムネスは、CTやMRIなどの検査装置で撮影された医用画像を、リアルタイムに医師や医療従事者が管理・共有できるクラウドサービス「LOOKREC」を開発・提供するほか、同社所属の専門医による遠隔画像診断サービスを医療機関向けに提供している。

今回の資本業務提携を通じて、伊藤忠商事のビジネスアセット(新技術やサービス)と、エムネスの医療の知見およびテクノロジーを結びつけ、医療・ヘルスケア業界向けの新規サービスの企画・開発を進めるという。

加えて、伊藤忠商事は2021年3月に100%孫会社として設立したGoogle Cloud専門のインテグレーターであるジーアイクラウドと連携し、医療機関向けのクラウド導入を支援する。