三井情報は2月25日、多言語AI通訳「Wordly」を提供する米Wordlyと代理店契約を締結し、コミュニケーションプラットフォームを提供する「MEDACAシリーズ」に「Wordly」を追加したことを発表した。2月28日より販売を開始する。価格は月額10万5000円〜(通訳時間:5時間/月)。

  • Zoomアプリとの連携イメージ

    Zoomアプリとの連携イメージ

Wordlyは複数言語を一度に同時通訳できるクラウドサービス。15言語を文字起こしし、22言語への同時通訳をクラウドベースで提供。ビデオ会議システム(ZoomやCisco Webex)との連携により、発話者が話す言語をユーザが希望する言語に翻訳する。

これにより、多国籍会議での通訳手配にかかる費用・調整が不要となるほか、参加者は母国語または得意な言語で話すことができるため、外国語を話すストレスから解放される。また、言語背景の異なるユーザが第二言語を話すことで発生するコミュニケーションエラーを解消するとしている。

  • ブラウザを利用したイメージ

    ブラウザを利用したイメージ

今回、三井情報が提供するビデオ会議環境サービス「MEDACAビデオ会議コミュニケーションサービス」にWordlyを追加した。同社ではWordlyを利用するユーザーに対し、MEDACAシリーズの問い合わせ窓口(ヘルプデスク)を提供し、海外とのコミュニケーションに課題を持つ企業を支援するとしている。