日立パワーソリューションズは2月9日、風力発電事業者向けに、ドローンと人口知能(AI)を活用したブレードの点検と保守計画立案、損傷・劣化個所の補修をワンストップで提供するサービスを、同社のIoT基盤「Lumada」ソリューションの一つとして4月1日から提供開始することを発表した。同サービスにより点検にともなう設備停止時間を従来比3分の1に短縮するという。

  • 新サービスの概要図

日立パワーソリューションズは1996年に風力事業を開始して以来、461基の風力発電設備の建設や延べ600基超のブレード補修を行ってきている。新サービスは、センシンロボティクスと共同開発したドローンとAIで点検を実現するブレード点検システムに、日立パワーソリューションズが風力事業で培ってきた保守計画や補修に関する知見を組み合わせて、ブレードの維持管理を行うもの。

ブレード点検システムの機能により、風力発電設備毎に自動でドローンの飛行ルートを設定し、1つのブレードに対して5方向から撮影する。撮影した画像データは、サイト別や撮影方向別などに振り分けて分類管理するとともに、AIによる画像解析で損傷状態を評価。これによって、点検にともなう設備の停止時間を従来比で3分の1に短縮する。

さらにブレード点検システムによる損傷判定結果に加え、サービスエンジニアが過去の点検データとの比較から損傷の進展状況を確認し保守計画を立案するとのことだ。