丸紅ネットワークソリューションズは2月1日、法人向けクラウドストレージサービス「M-Drive」の提供を発表した。同サービスでWindows標準エクスプローラのようなフォルダツリーやサムネイル表示でデータの閲覧・検索が行え、ドラッグ&ドロップなど直感的な操作で社内外部とデータ共有ができる。初期費用は無料で、プランに応じて月額料金がかかる。利用料金の詳細は以下となる。

  • 「M-Drive」の基本プラン

  • 「M-Drive」のエクスプローラやWebブラウザでの使用イメージ

データ共有にあたっては、「Microsoft Teams」と連携してチャット上でファイル共有が可能だ。共有リンクはパスワードや期限、回数つきで発行できる。また、外部とのデータ共有時、外部ユーザをプロジェクトフォルダへメールで招待することが可能だ(外部ユーザはアカウント不要)。

SMSによる2段階認証やMicrosoft、Authenticator、Google Authenticatorなどでの2段階認証機能を備えている。クラウドで保管されるデータのすべてを自動で暗号化 (AES256)し、ウイルススキャンも自動で実行される。また通信もSSL/TLS暗号化されている。

利用者および管理者が行った操作はログとして記録される。ログは2年間保持され、記録されたログに対する、集計・分析・レポートの各種機能も標準搭載している。

保存したファイルデータは、国内で地理的に離れた複数のデータセンターで同時に複製して保管される。バージョン管理機能により過去7日分の履歴ファイルが自動保存されるため、必要に応じてファイルを前の世代に戻すことも可能だ。