Skillnoteは1月19日、製造業向けスキル・教育管理サービスである「SKILL NOTE」について、英語、中国語、スペイン語、タイ語など多言語への対応を完了し、海外でのサービス提供を開始したことを発表した。

同社は日本の製造業企業の海外現地法人などを対象に、人材育成や人材配置の支援を目指すほか、海外現地企業への導入も狙うという。

  • 「SKILL NOTE」の画面イメージ

「SKILL NOTE」は、製造現場で従来より紙やExcelファイルなどで管理されてきたスキルマップ(力量管理表)を、クラウド上で運用可能にするSaaS(Software as a Service)だ。各製造現場のスキルや教育データをクラウドに登録し可視化することで、スキルデータを活用した計画的な人材育成や人材配置を実現し、技能の承継、多能工育成、および即戦力化など人材管理を支援する。

今回多言語に対応したことで、日本の製造業企業の海外における人材育成や効率的な人材配置を支援できるようになったという。日本との習慣や労働文化の違いなどから多くの企業が海外現地法人での人材育成に課題を抱える中、同サービスによって全拠点横断でのスキル情報の一元管理と、グローバルレベルでの戦略的な人材育成に貢献するとしている。