セキュリティソリューションを提供するティエスエスリンクは11日、共有ファイルを暗号化し、情報漏えいを防止する「トランセーファー PRO」の最新バージョン3.0と新オプション「Active Directory連携オプション」を発売した。

  • 「トランセーファー PRO Ver.3.0」と「Active Directory連携オプション」の構成(同社資料より)

最新バージョンでは、従来のファイルの暗号化や権限制御、追跡など豊富な情報漏えい対策機能に加えて、事前に定義した権限テンプレートを適用したフォルダーにファイルを移動、コピーするとファイルを暗号化できる「自動暗号化フォルダー機能」が追加されている。

  • 「Active Directory連携オプション」の利用画面(同社資料より)

「トランセーファー PRO Ver.3.0」(公式Webサイト)

また、ユーザーやグループ管理をActive Directoryサーバーと連携し一元管理することができる「Active Directory連携オプション」を新たに追加。オプションは、Active Directoryサーバーのユーザー・グループ情報を「トランセーファー PRO」にインポートし、Active Directoryサーバーの内容を自動的に反映できるようになるため、組織の権限に応じたファイル管理の運用負担が軽減できる。

「トランセーファー PRO Ver.3.0」の動作環境は、サーバーOSがWindows Server及びLinuxに対応。クライアントOSはWindows 11、10、8.1。販売価格は、基本パッケージが500,000円(以下税別)から、1ユーザーあたり8,000円。「Active Directory連携オプション」は500,000円での提供となる。