2022年の年頭にあたり、Box Japan 代表取締役社長 古市克典氏は年頭所感として、以下を発表した。

2022年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 平素より、Boxをご愛顧いただき、厚く御礼申し上げます。

2021年を振り返ると、我々の生活は引き続きコロナ禍の影響を受けていました。そのような中、国内ではDX推進に向けたデジタイゼーションやデジタライゼーションが進められ、また、デジタルワークプレイスの整備により、多様な働き方を実施した企業などは業績を維持しているだけでなく、成長させている動きも見られます。

デジタル化が進み、いつでも、どこでも、どんなデバイスを使っても働けるようになると別の問題も起きはじめました。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)によると、2021年のセキュリティ10大脅威の1位はランサムウエアによる被害、2位は標的型攻撃による機密情報の搾取、3位がテレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃となっており、いずれも業務コンテンツを狙ったものとなっています。つまり、効率的で多様な働き方を支えるセキュリティには、新しい考え方や対応が必要となった年でもあります。

出典:2021年8月23日 IPA(独立行政法人情報処理推進機構) 「情報セキュリティ10大脅威 2021」https://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2021.html

Boxは、市場が境界型セキュリティからゼロトラストに移行する中、もう一歩進んだセキュリティ対策である「コンテンツセキュリティ」を提唱、Boxのコンテンツクラウドでご提供しています。

企業が業務を進める上で必須となるコンテンツを「真に守るべきもの」ととらえ、ランサムウエアといったマルウェアや内部不正による情報資産の持ち出し、また、不注意や過失による情報漏えいに対しても有効な対策を行っています。Boxを使うことにより、セキュリティ強化に伴い不便になることなく、最新の脅威や従業員のうっかりミスによる事故から守れるのです。

本年はDXや多様な働き方と表裏一体となる「コンテンツセキュリティ」をパートナーと共に推進し、これまで以上にお客様へ価値提供とサポートを充実させていきます。Boxのコンテンツクラウドを効果的に活用する使い方をご提案する事で、日本企業の更なる成長に寄与してまいります。

本年も皆様の一層のご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。