ネットワークインテグレータのエイチ・シー・ネットワークスとICT関連サービスのリース業を展開するオリックス・レンテックの2社は提携し、ICT環境整備のためのインフラ機器の選定から設計・構築・保守運用までを月額で提供する「SERVICE ORCHESTRA(サービスオーケストラ)」の開始を発表した。

  • 「SERVICE ORCHESTRA」の概要(同社資料より)

    「SERVICE ORCHESTRA」の概要(同社資料より)

サービスは、エイチ・シー・ネットワークスが企業の要望に応じてICT環境のシステム要件をヒアリングした後、顧客に応じたインフラ、セキュリティ機器の選定及び、設計、構築などのエンジニアリングサービス、保守、運用、監視他などの業務サービスに対してオーダーメイド型の提案を行う。提案の合意がなされた後、サービス料金や約款を決定し、契約を締結、システムの構築という流れとなる。サービスの月額提供を可能とするシステムは、オリックス・レンテックが担当し、最短24カ月間からの利用となる。

「SERVICE ORCHESTRA」(公式Webサイト)

「SERVICE ORCHESTRA」(公式Webサイト)

テレワークや企業システムのDXが推進される中、セキュリティや増大するトラフィックに対応できるネットワーク環境の構築が求められているが、初期費用を抑えクラウドからオンプレミス環境まで効率的に活用すると同時に、リースによって常に最適なICT機器を運用できるライフサイクル・マネジメントの実現を提供するサービスとなる。