三菱電機ITソリューションズは12月8日、製造業の受発注業務を改善する内示確定システムの提供を発表した。同システムは、生産管理システム「Factory-ONE 電脳工場 MF R4.0」専用のアドオンソリューションとして提供される。提供価格は220万円からとなる。

同製品は、メーカーからの内示情報の取り込みや洗い替えといったデータ管理機能をアドオンで追加するもの。

CSVファイルに生成された内示データ確定受注データの取り込みから、取り込まれた内示情報や確定受注情報の検索・照会まで行える。また、内示と確定受注の比較を行い、バイヤーの発注傾向を分析できる。

中堅・中小の自動車部品製造業などは、バイヤー(メーカー)からの内示情報から生産を計画している。頻繁に変更されることが多い内示情報は、データのメンテナンスを考慮して生産管理などの基幹システムに直接投入せずに、表計算ソフト等で別管理を行っているケースが少なくなく、同社は同システムで受発注業務の効率化を図る。