アドバンスト・メディアは、同社の音声認識エンジン「AmiVoice」を搭載し、保守点検・検査記録作業用にハンズフリーで音声入力できるシステム「AmiVoice CSE」を12月1日から販売する。

  • 「AmiVoice CSE」(同社資料より)

    「AmiVoice CSE」(同社資料より)

同システムは、スマートフォンアプリを通じてスピーカーから流れる質問に口頭で回答しながら点検・検査作業を記録していく対話型システムを採用。音声ガイダンスに従って点検作業を行うと作業開始と終了時間も自動的に記録、点検・検査記録簿作成の効率化だけでなく、収集したデータを活用し別途BIツールを使って業務の見える化にも活用できる。

AmiVoice CSE(公式Webサイト)

AmiVoice CSE(公式Webサイト)

記録の音声認識エンジンは点検・検査業務に適した「AmiVoice」を使用し、点検検査業務で頻出する英数字に対応して高精度でのテキスト化を実現。工場などの騒音環境下でも高精度な音声認識を行うために、音声認識に特化したバッジ型ウェアラブルマイク「AmiVoice Front WT01」を導入。専用ネックバンドなどのオプションで利用できる。記録したデータは、Bluetooth経由でPCに転送、ネットワークが利用できないオフライン環境下でも利用できる。サービスのクライアント用アプリの対応OSは、iOS 13.1以上、Android 6.0以上。データ受信用環境には、Microsoft Windows 10(32/64bit日本語版)、Microsoft Windows 11(64bit日本語版)が必要となる。サービス利用料は、初年度保守含む1施設5ライセンスパックで、税込990,000円から。