米Boxは11月9日(現地時間)、電子署名サービス「Box Sign」を日本を含む全世界の顧客向けに提供を開始すると発表した。

Box Signは、Box上で数量無制限の任意のドキュメントに電子署名を行うことができる。また、Salesforceとの統合とAPIにより、顧客はSalesforce内から直接トランザクションを生成・実行することができ、開発者はBox Signを他のアプリケーションと連携することが可能。

具体的な機能としては、Box上で署名リクエストを作成、署名実施、署名後にフォルダ格納の全プロセスが実行でき、SMSベースの2要素認証により、署名者の身元を確認し、地域や業界特有の規制に対応している。

また、署名のために送信された文書にパスワード保護機能を追加しており、リアルタイム追跡によるステータス確認、電子メールによるリマインダー、締め切り通知などの機能を実装している。

高いセキュリティ、各種規制・法令に対応する電子署名とコンテンツ管理基盤を包括的に提供しており、そのほか、API連携や多言語にも対応。管理者レポートでは、署名のために送信された文書を、送信者ごとに、また日付の範囲ごとに、企業全体で可視化が可能だ。

なお、Boxユーザーは追加コスト無しでBox Signを利用できるとのことだ。