パロアルトネットワークスは11月5日、Prisma AccessとPrisma SD-WANを統合した、ネットワークセキュリティ機能および次世代SD-WAN機能を備えたクラウド配信型サービスとして「Prisma SASE」を日本市場で提供開始すると発表した。
Prisma SASEは、ZTNA (Zero Trust Network Access)からCloud SWG (Secure Web Gateway)、CASB (Cloud Access Security Broker)、FWaaS (Firewall as a Service)、SD-WANを、単一ソリューションに統合している。
Prisma SASEでは、支店や拠点へのSASE導入を加速する5G対応の統合SD-WAN、場所を選ばずにネットワーク問題を自動修正する自律型デジタルエクスペリエンス管理機能(ADEM)などが取り入れられている。
新しい5G対応SD-WANアプライアンス (ION 1200) は、Prisma SASEソリューションの一部として、支店や拠点のネットワークに5G対応のWANコネクティビティを提供する。
API経由でさまざまなサードパーティのクラウドサービスをPrisma SASEソリューションと連携させるCloudBladesにおいて、ServiceNow、Microsoft Teams、Zoomなどの新たな連携が追加された。
Prisma AccessとPrisma SD-WANは、スタンドアロン製品として引き続き提供される。