StatCounter Global Statsによると、2021年9月時点でデスクトップにおけるWindowsのシェアは75%ほどだ。Windowsをバージョン別にみると、Windows 10のシェアが8割近くあり、強い影響力を持っている。10月5日には次期プロダクトとなる「Windows 11」がリリースされるのだが、まだこの新しいオペレーティングシステムの存在に気がついていないユーザーも多いようだ。
Savings.comは9月27日(米国時間)、「62% of Windows Users Unaware of Windows 11 Release」において、米国の成人1,000名以上を対象に実施したWindows 11へのアップグレードに関する意識調査の結果を発表した。主な内容は次のとおり。
- Windowsユーザーの38%が、まもなくWindows 11がリリースされることを知っていた
- 41%のユーザーが順番がきたらアップグレードを実施すると答え、45%のユーザーはダウンロードできたとしてもインストールするかどうかはわからないと答えた
- 3人に2人が、自分のPCがWindows 11のハードウェア要件をクリアできているかわからないと答えた
年配のWindowsユーザーほどWindows 11のリリースが近いことを知っていた。18~24歳のユーザーのうち、Windows 11のリリースを知っていたのは28%で、55歳以上は56%だったとのこと。一方、Windows 11へアップグレードすると答えたユーザーは、若いユーザーのほうが年配のユーザーよりも多かったと伝えられている。
調査は2021年9月17日にオンラインで実施、対象はWindowsを主に使っている米国の成人1,042名とされている。