レオン都市開発は9月14日、大阪市浪速区で開発を進めている新築マンションに、日立ビルシステムの感染症リスク軽減ソリューションを導入し、完全に非接触なエントランスの入館とエレベーターによる移動を実現したと発表した。

具体的には、マンションのエントランスにタブレット型顔認証システムと、利用者個人のスマートフォンでエレベーターの呼び出しと行先階登録が行えるLINE連携タッチレスエレベーター呼びサービス「エレトモ」を導入し、マンション内のタッチレスでの移動を実現した。

  • 日立ビルの「感染症リスク軽減ソリューション」によるマンション内のタッチレス移動のイメージ

入居者は、事前に顔認証用のデータを登録することでエントランスのオートロックの開錠を、マンション内のエレベーターのLINE公式アカウントと友だちになることでエレベーターの利用が可能であり、マンション内をタッチレスで移動できるようになる。

さらに、エレベーターの遠隔監視回線を活用してマンション内の受水槽やポンプ、受変電設備、空調機器、防災設備などのビル設備を一元的に常時監視することができる「設備まるごと監視サービス」を導入し、ビル設備の管理体制も強化させたとのことだ。