カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループのCCCマーケティングは8月26日、会津若松市のスーパーシティ構想への参画を発表した。

  • 会津若松市のスーパーシティを支える基盤の全体像

2011年に発生した東日本大震災をきっかけに、同社はTカードのデータやアセットを活用して、地域が抱える社会課題の解決や地域共生につながる社会的な取り組みを行っており、今回の構想への参加もその一環となる。

同社は、一般社団法人スーパーシティAiCTコンソーシアムに加盟し、自社が有するTカードユーザーのライフスタイルデータをオプトイン方式によって提供し、会津若松市のスーパーシティでの官民データ連携を目指す。今秋には若松市内のICTオフィス「スマートシティAiCT」への入居も予定している。

なお、津若松市では東日本大震災をきっかけに、10年にわたって、市民中心のオプトインを前提としたスマートシティが発展してきている。「スマートシティAiCT」を中心に30社以上の企業、会津若松市、会津大学などを中心に、市民生活にかかわる12領域で取り組みが広がっている。