アイスマイリーは8月23日、同社が運営するAIポータルメディア「AIsmiley」において、異常検知関連のAIサービスを掲載したカオスマップを公開した。
異常検知AIは、大量のデータの中から他の大多数のデータとは異なる値を検出する目的で用いられる。特に、工場で出荷される製品の中に不良品が紛れていないかといった検出を自動化する目的で使用されている。
また、製造業のみならず、クレジットカード業界での不正検出などセキュリティ面や、防犯カメラ映像を用いた自動解析、ドローンが撮影した画像からの異常検知など、多岐にわたる分野で活用され始めている。
そこで同社は、各社の公開情報を基に独自の主点で取りまとめたカオスマップの公開に至ったという。国内で利用可能な約70種の異常検知AIソリューションを、6つの分野に分けてマッピングしたものだ。
ソリューションは利用目的に応じて、「画像」と「時系列データ」の2種に大別している。「画像」はさらに外観検査、医療診断、ドローン撮影による設備点検の3分野に、「時系列データ」はセンサーデータ、異音検知、監視カメラの3分野に分類している。