情報処理推進機構(IPA: Information-technology Promotion Agency, Japan)は8月18日、「Microsoft 社 Internet Explorer のサポート終了について:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構」において、Internet Explorerのサポート終了に関する注意喚起を行った。MicrosoftのInternet Explorerは2022年6月16日でサポートの終了が予定されている。それまでに他のWebブラウザへの移行やコンテンツの改修など、速やかな対策を行うことが推奨されている。
サポートの終了が予定されているプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Internet Explorer 11 デスクトップアプリケーション(SAC)(Windows 10 デスクトップ SKU(20H2 以降)、Windows 10 IoT(20H2 以降))
サポート終了後はInternet Explorerの代わりにMicrosoft Edgeが起動してくる。Internet Explorerのサポート終了後もInternet Explorer向けのコンテンツを使用する場合は、Microsoft Edgeが提供している「IEモード」を使うという方法がある。ただし、「IEモード」のサポートも2029年までとされており注意が必要。
セキュリティサポートの終了したソフトウェアを使用することはセキュリティ上のリスクが存在する。サポートが終了するまでに、セキュリティサポートが提供されているほかのWebブラウザへ移行することが望まれる。