Dropboxの日本法人であるDropbox Japanは7月27日、同社の代表取締役社長に梅田成二(うめだせいじ)氏が就任したとを発表した。約4年間、Dropbox Japanの代表取締役社長およびアジア太平洋統括を務めた五十嵐光喜氏は、すでに同職を退いている。

梅田氏はDropbox Japanへの入社以前、アドビや日本マイクロソフトでクラウドやデバイスの事業に従事。直近では日本マイクロソフト 執行役員デバイスパートナーソリューション事業本部長として、パートナー企業とともにモダンPCの普及拡大に努め、コロナ禍で加速した企業のテレワーク促進に貢献した。

Dropbox Japan 代表取締役社長 梅田成二氏

梅田氏は今後、軸足をクラウドサービスに移し、Dropboxの日本における事業責任者として、企業に向けた「Dropbox」の導入をさらに加速させることで、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)に貢献していく。

梅田氏は、「Dropboxは昨年、クラウド電子署名ソリューションであるHelloSignの提供を開始し、文章共有・追跡を可能にするプラットフォームDocSendも買収するなど、企業利用により便利な機能を追加し進化をみせているが、まだまだ伸びしろがある。前職でパートナービジネスを成長させてきた経験を生かして、日本企業の競争力強化に貢献していく」とコメントしている。