日本航空(JAL)は7月19日に、顔認証技術を使用する新しい搭乗手続である「Face Express」の本運用を開始する。2021年4月から成田国際空港(NAA)と東京国際空港ターミナル(TIAT)による実証実験に参画していたもの。
新手続は、自動チェックイン機など空港での最初の手続で顔写真を登録すると、その後の手荷物預けや保安検査場、搭乗ゲートの手続において、搭乗券やパスポートを提示せず顔認証で通過または手続を可能とする。これにより、スムーズかつ接触機会の少ない搭乗手続を実現するとしている。
顔写真登録が可能な場所は、成田空港第2ターミナルでは自動チェックイン機、自動手荷物預け機、保安検査場入口ゲートのいずれか。羽田空港第3ターミナルではFace Express登録専用機となる。