富士通とパロアルトネットワークスは4月7日、日本国内におけるゼロトラストネットワーク事業で協業することに合意したと発表した。

今回の協業により、パロアルトネットワークスが提供するクラウド型ネットワークセキュリティサービス「Prisma Access」と富士通のネットワーク構築や運用におけるマネージドサービスを組み合わせることで、ゼロトラストネットワーク基盤上のトラフィック制御や認証をはじめとする多様な機能設定の一元管理や更新を可能とし、ゼロトラストネットワーク環境の最適化を実現する。

富士通は、働き方改革の実践知とテクノロジーを融合させたソリューション群「FUJITSU Work Life Shift」を提供しているが、その中で、ゼロトラストネットワークソリューションとして、「Prisma Access」の導入およびネットワーク環境の最適化などを支援する「FUJITSU Managed Infrastructure Service FENICS CloudProtect Zero Trust Network powered by Prisma Access from Palo Alto Networks」を提供する。

両社は、今後、日本国内におけるゼロトラストネットワーク事業を拡大し、2024年3月末までに日本国内での売上100億円を目指す。