サテライトオフィスは3月24日、AI(人工知能)を搭載した顔認証機能「サテライトオフィス・他メンバー利用防止/AI顔認証」を提供開始した。料金は、メンバー自身によるインストール/利用の場合は無償、SaaS型は1ユーザーにつき月額110円。

  • サービスのイメージ

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新サービスは、ChromebookやChromeブラウザで、AIによりユーザーの顔を認証して本人が利用しているかどうかを確認することが可能。インストール後にPC搭載のカメラでユーザーの顔写真を正面・右・左の3パターンを登録し、使用時に登録した人物を特定するとブラウザを利用できる。

顔認証は、マスクやメガネを着用していても利用可能で、本人以外あるいはPCをのぞき見している人物を検知した場合は、ブラウザを遮断しログを保存する。管理者用ダッシュボードでの利用者の一覧表示のほか、不正検知/のぞき見検知のログからカメラ画像や画面キャプチャ、場所の確認が可能だ。

なお同サービスは、Google Chromeの拡張機能として提供される。スマートフォンを持ちながらの作業を禁止する機能を備えるほか、ユーザーごとに顔認証強度を上げるといった細かな設定が可能という。また管理者用ダッシュボードでは、顔認証強度などの一括設定が可能とのことだ。