レノボ・エンタープライズ・ソリューションズは12月9日、レノボのサーバとNutanixソフトウェアが統合した「Lenovo ThinkAgile HX」シリーズ、MicrosoftのWindows Serverベースのハイパー・コンバージド・インフラストラクチャ(HCI)の構築を可能とした「Lenovo ThinkAgile MX」シリーズ、および、ハイブリッドクラウドのデータ階層化・管理機能を搭載した「Lenovo ThinkSystem DM」シリーズで新製品を発表した。
Lenovo ThinkAgile HX3375アプライアンスとLenovo ThinkAgile HX3376認定ノードは、AMD EPYC 7002プロセッサー・ファミリーを搭載した2ソケット1Uシステムで、NutanixのHCIソフトウェアを統合した製品。AMD EPYC 7002 Romeプロセッサの機能を活用することで、より高いコア数、GPUサポート、使いやすい管理コンソールを実現し、より大きな仮想化ワークロードの統合を実現するとしている。
Lenovo ThinkAgile HX3375アプライアンスは、Lenovo ThinkSystemサーバをベースに設計されたアプライアンスで、NutanixのHCIソフトウェアを搭載。オールフラッシュストレージ構成となっている。
Lenovo ThinkAgile HX3376認定ノードは、Lenovo ThinkSystemサーバをベース に構築されており、この製品にもNutanixソフトウェアがプリロードされている。
Lenovo ThinkAgile HX 3375 アプライアンスの価格は9,170,000円(税別)から、Lenovo ThinkAgile HX 3376 認定ノードの価格は2,350,000円(税別)から。
Lenovo ThinkAgile HX1021 認定ノードは、1Uハーフ幅のThinkSystem SE350をベースとし、Nutanixのハイパーコンバージド・ソフトウェアをLenovoエンタープライズ・プラットフォームに展開できるよう設計されているという。価格は1,930,000円(税別)から。
Lenovo ThinkAgile MX1020エッジ・アプライアンスとMX3520アプライアンスは、新たにMicrosoft CSPをサポートすることで、のシームレスなハイブリッドクラウド環境構築を可能としている。また、Lenovo ThinkAgile MX3520においても、従量課金制で提供されるため、お客様は初期投資費用を抑えつつ、Azureサービスの導入および管理が可能。国内での発売は2021年前半を予定。
Lenovo ThinkSystem DM5100Fは、NetAppが提供するシームレスなデータ管理を実現するONTAPデータ管理ソフトウェアの最新版を搭載し、エンドツーエンドのNVMeをサポートしました。これにより、従来モデルと比較して45%の性能向上を実現したという。