キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は11月24日、タレスDIS CPLジャパン(タレス)が提供する統合データセキュリティプラットフォーム「CipherTrust Data Security Platform"」を2021年1月5日から発売すると明らかにした。
これまで、キヤノンMJは情報漏洩対策としてタレスの暗号化ソリューション「Vometric Data Security Platform」を販売してきた。今回、タレスはVormetric Data Securityと「SafeNet KeySecure」を統合し両テクノロジーを組み合わせて、新たなセキュリティプラットフォームとしてCipherTrust Data Security Platformの提供を開始する。
同プラットフォームは、データセキュリティ上で重要な役割を担う製品群を統合したプラットフォームとなり、グローバルおよび各地域レベルで異なるプライバシー規制強化に対応するほか、リモートワークで急速に増加するクラウドへのセキュリティ対策も可能としている。
また、機密データへのアクセスを保護・制御する機能と、オンプレミスや複数のクラウド環境で暗号化されたデータの暗号鍵およびデータアクセスポリシーを一元管理できるという。
同プラットフォームは鍵管理製品、暗号化製品、検知製品の計8製品で構成しており、鍵管理製品は鍵管理サーバの「CipherTrust Manager」、クラウド暗号化サービスの鍵管理である「CipherTrust Cloud Key Manager」、他社暗号化製品の鍵管理を行う「CipherTrust KMIP Server」、他社データベース暗号化製品の鍵管理である「CipherTrust TDE Key Manager」となる。
暗号化製品は透過暗号「CipherTrust Transparent Encryption」、アプリケーション暗号「CipherTrust Application Data Protection」、トークナイゼーションの「CipherTrust Tokenization」、検知製品は重要情報の検知と分類を行う「CipherTrust Data Discovery and Classification」。価格は税別で1500万円~。