TheWindowsClub Tech Newsは11月4日(米国時間)、「Microsoft Teams will soon stop working for millions of users worldwide」において、2020年12月からMicrosoft Teamsを利用している数百万のユーザーがMicrosoft Teamsにアクセスできなくなるリスクがあると伝えた。Internet Explorer 11を利用しているユーザーが対象とされており、該当するWebブラウザを使用している場合は注意が必要。

Microsoftは8月17日(米国時間)、「Microsoft 365 apps say farewell to Internet Explorer 11 and Windows 10 sunsets Microsoft Edge Legacy - Microsoft Tech Community」において、2020年11月30日をもってMicrosoft TeamsにおけるInternet Explorer 11のサポートを終了すると発表した。Microsoftは2021年8月17日には残りのMicrosoft 365アプリケーションやサービスもInternet Eplorer 11のサポートを終了するとしている。

Microsoftはこれらの日を過ぎるとユーザーエクスペリエンスが低下するか、Internet Explorer 11からMicrosoft 365アプリケーションやサービスに接続できなくなると説明している。ユーザーエクスペリエンス低下のケースでは、新しい機能や特定の機能が使えなくなる可能性があるとしている。MicrosoftはChromiumベースのMicrosoft Edgeへの移行を推奨しており、Internet Explorer 11のサポートは徐々に終了させている。

TheWindowsClub Tech Newsの記事では、依然としてかなりのユーザーがInternet Explorerを利用していると説明しており、Internet Explorer 11のサポート終了は多くのユーザーが影響を受ける可能性があると指摘している。Microsoft Teamsを使い続けたい場合はInternet Explorerではなく、ChromiumベースのMicrosoft Edge、Google Chrome、Firefoxを使うことが推奨されている。