イオンフィナンシャルサービスの子会社であるイオン銀行は10月26日、キャッシュカードおよびイオン銀行CASH＋DEBITのWebお申込みにおいて、eKYCによるオンライン本人確認を開始した。なお、eKYC導入にあたり、ポラリファイの提供する本人確認書類および生体認証照合によるオンライン本人確認技術「Polaryfy eKYC」を採用している。
eKYCは「electronic Know Your Customer」の略で、オンライン上だけで完結する本人確認方法。銀行口座の開設やクレジットカードの申し込みの際に、オンライン上だけでは本人確認を完結することはできなかったが、2018年11月に犯罪による収益の移転防止に関する法律(犯収法)が改正され、オンライン完結のeKYCが可能となっている。
これまで、同社ではキャッシュカードとイオン銀行CASH＋DEBITのWeb申込み時の本人確認については、Webで申込後に書類の郵送などで1週間程の日数を要していた。
今回のオンライン本人確認(eKYC)の導入で運転免許証などの本人確認書類と顔画像をWeb上での送信で完結するため、最短で申込みの翌日からインターネットバンキングや外貨取引などが利用できる。また、画像の確認により、第三者によるなりすましを防止するなどセキュリティ面での向上も実現するという。
利用手順としては(1)本人確認書類(運転免許証、個人番号カード、在留カードいずれか)の提出方法選択画面で「スマホで本人確認」を押下、(2)本人確認書類を表面・斜め・裏面の3回撮影後(個人番号カードは表面・斜め2回)、顔写真の撮影、顔写真のズーム撮影を行う。
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利用手順(1)～(2)
(3)本人確認書類の表面撮影時の注意事項を確認の上「撮影へ進む」ボタンを押下後、本人確認書類の表面を枠内に合わせて撮影、(4)本人確認書類の斜め撮影時の注意事項を確認の上「撮影へ進む」ボタン押下後、本人確認書類を斜め45度に傾けた状態で枠内に合わせて撮影。
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利用手順(3)～(4)
(5)運転免許証、在留カードの場合、本人確認書類の裏面撮影時の注意事項を確認の上「撮影へ進む」ボタン押下後、本人確認書類の枠内に合わせて撮影、(6)顔の撮影方法時の注意事項を確認の上「撮影へ進む」ボタン押下後、撮影画面枠内に顔が入るように合わせて撮影する。
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利用手順(5)～(6)
(7)顔写真ズーム撮影時の注意事項を確認の上「撮影へ進む」ボタン押下後、画面の案内に従いスマートフォンを顔に近づけながらズーム撮影を行う、(8)すべての撮影データを送信完了後、本人確認を行い、最短で翌日からのインターネットバンキングの利用が可能となる。
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利用手順(7)～(8)
