Visual Studioエンジニアリングチームは10月8日(米国時間)、「Visual Studio Code September 2020」において、クロスプラットフォームのコードエディタ「Visual Studio Code」(以下、VSCode)の最新版となるSeptember 2020 (バージョン 1.50) のリリースをアナウンスした。Microsoftは、VSCodeを毎月1回アップデートしていく方針をとっており、September 2020はその名の通り2020年9月アップデート版となる。

  • Visual Studio Code September 2020

    Visual Studio Code September 2020

September 2020における主な変更点としては、次の項目が挙げられている。

  • 設定エディタのリストの操作を、他のリストと同様の方法で行えるようになった。
  • May 2020で導入された固定タブのエクスペリエンスが大幅に改善された。
  • LinuxのARMv7とARM64がサポートされた。
  • デバッグコンソールにおけるホバーとフィルタリングが改善された。
  • JavaScriptデバッガにおいて、新しい自動接続モードやリアルタイムのパフォーマンスビューなどが導入された。
  • パネルレイアウトが改善された。
  • サイドバーとパネルにWebviewビューを追加する拡張機能が提供された。

上記のほかにも多数の細かな変更が加えられているほか、さまざまなバグ修正も行われている。変更点に関するより詳細な情報は、公式サイトのドキュメントかアップデート時に表示されるリリースノートを参照いただきたい。VSCode Septemmber 2020は次のサイトからダウンロードすることができる。