野村総合研究所（NRI）は9月24日、マイナンバーカードを用いた公的個人認証による本人確認サービス「e-NINSHO」を、LINE Payのモバイルペイメントプラットフォーム「LINE Pay」における本人確認方法として提供することを発表した。

「e-NINSHO」は、金融機関の口座開設等で利用されている、総務大臣認定の公的個人認証サービス。

「LINE Pay」は「e-NINSHO」を採用することで、スマートフォンとマイナンバーカードで犯罪収益移転防止法に基づく本人確認ができ、個人間送金や出金機能を利用できるようになるという。

なお、「e-NINSHO」と「LINE Pay」が連携した本人確認サービスを、2021年春ごろ提供開始する予定だということだ。

野村総合研究所は「e-NINSHO」の提供を通じ、マイナンバーカードの普及および民間活用を支援し、内閣府が運営するマイナポータルや「e-私書箱」、マイナンバー管理サービス「e-BANGO」等との連携により、ライフイベントに伴う手続きのデジタル化を行い、利便性の高いデジタル社会の実現を目指すとしている。