内田洋行は、同社の高齢者介護・障がい者福祉システム「絆シリーズ」を大幅刷新し、9月1日より高齢者介護クラウドシステム「絆Core」として発売する。
「絆Core」は、同社が1995年に高齢者介護・障がい者福祉システム「絆シリーズ」として展開し全国2,000法人以上に導入されているシステムをクラウド版として刷新した製品となる。
導入施設内(「施設支援」)のみならず「居宅支援」「地域支援」「地域包括支援センター」と介護に欠かせない在宅や地域との連携を図るシステムで構成。IoTセンサー技術での夜間バイタルデータの検知、タブレットやスマートフォンでのリアルタイムなデータ入力やスケジュール確認と随所にクラウドの利点を活かした自動化や共有が行われている。
厚生労働省が2020年に公表した「介護保険事業状況報告」に触れ、要支援または要介護認定を受けた人数は過去最高の667万人に上ること、「住まい」「医療」「介護」「予防」「生活支援」と一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築が求められていることを同社は述べている。