小松電機産業とNTTドコモは7月7日、シートシャッターに顔認証入室管理機能を搭載できる「happy gate門番 クラウド管理システム 顔認証入室管理機能」を開発し、2020年9月1日より小松電機産業が提供を開始すると発表した。
同機能は、小松電機産業が工場や医療機関向けに提供するシートシャッター「happy gate門番」、およびPCやスマートフォンアプリからシートシャッターの稼働状況の把握や設定変更ができるシステム「happy gate 門番 クラウド管理システム」と、米RealNetworksのAI顔認証ソフトウェア「SAFR(セイファー)」、 ドコモのネットワーク網に接続した5G対応クラウド基盤「ドコモオープンイノベーションクラウド」とを組み合わせることで、顔認証によるセキュアな入室管理を実現するもの。
具体的には、顔認証の活用により、従業員として登録されている人のみ入室を許可、さらに従業員の中でも有資格者のみ入室を許可するなど、柔軟な入室管理が可能になる。
マスクを着用したままでも顔認証が可能であるうえ、マスクを着けていない場合はシャッターが開かずに入室させないことも可能であり、新型コロナウイルスなどの感染症予防対策として利用することで、衛生環境の改善も期待できるとしている。