電通ビジネスデザインスクエアと電通イノベーションイニシアティブは6月17日、VISITS Technologiesの協力および技術提供により、全従業員の声を自社の変革など重要な経営意思決定に活用できるサービス「WE.CAPTURE」を、同日より提供開始したことを発表した。

WE.CAPTUREは、従業員の意見・アイデアを収集・評価・分析・可視化し、経営課題解決への施策提案を経営層に対して行うサービス。

全従業員から意見やアイデアを幅広く収集し、定量的かつ構造的に評価・分析できるのが特徴。1万人以上の大規模な企業にも対応し、多様な意見・アイデアをカテゴリー化されたマップとして可視化するとともに共感度スコアとして定量化されるという。

これにより、従業員の多様な考えを定量的かつ構造的に抽出できるため、経営層と従業員の不必要な衝突を回避でき、変革施策の遂行を加速して従業員の能動的なアクションを促進するということだ。

また、新型コロナウイルスが引き起こす業務・事業課題に特化した「WE.CAPTURE for COVID-19」のサービスパッケージも同時提供し、コロナ禍によって生じた従業員の意識変化を最短3週間で捉え、自社変革への活用を支援するとしている。