米Red Hatはこのほど、Red Hat Enterprise Linuxの最新バージョン「Red Hat Enterprise Linux 8.2(RHEL 8.2)」の提供開始を発表した。同製品の特徴は、Red Hat Insightsのアップデートによってインテリジェント・マネージメントおよびモニタリング機能が追加されたこと、コンテナツールが強化されたこと。

RHEL 8.2では、インストールにサブスクリプションの登録を追加しており、インストール作業中にプロセスの一環としてRed Hat Insightsを有効化することが可能。これにより、セットアップを効率よく行え、Insightsはインストール完了後にすぐにモニタリングを開始できる。

Insightsは、セキュリティ、コンプライアンス体制、運用効率に対する可視性が向上しているほか、新しいポリシーおよびパッチサービスが追加されている。

インストールにサブスクリプションの登録が追加されており、インストール作業中にプ ロセスの一環としてRed Hat Insightsを有効化することが可能。

また、RHEL 8.2はRed Hatコンテナツールのアップデートされたアプリケーションストリームが利用可能で、24カ月間サポートされる。RHEL 8.2の一部として、コンテナ化したSkopeo(リモートのイメージレジストリでの作業に使用するもの)と Buildah(コンテナイメージの構築に使用するもの)の技術レビューもリリースされる。

Red Hat Enterprise Linux 8.2は、Red Hatカスタマーポータルを通して近日中に提供される予定。