日立ソリューションズは、製造業向けにMicrosoftのクラウド型ERP(Enterprise Resource Planning)「Microsoft Dynamics 365」最新版に対応した日系企業向けテンプレートの販売を4月14日より開始する。
最新版の「Microsoft Dynamics 365 Supply Chain Management Ver.10」のSCMテンプレート、「Microsoft Dynamics 365 Finance Ver.10」の会計と原価管理テンプレートを日本特有の商習慣に合わせ独自に開発、グローバル展開を行う製造業向けに提供する。提供される製品は以下の3つとなる。
・グローバル製造業向けSCMテンプレート for Microsoft Dynamics 365
・グローバル製造業向け会計テンプレート for Microsoft Dynamics 365
・グローバル製造業向け原価管理テンプレート for Microsoft Dynamics 365
「Microsoft Dynamics 365」は、マーケティング、CRM、ERP、人事、生産管理、プロジェクト管理など多様なサービスを含むプラットフォームを提供しており、 4月から9月にかけて、広範な機能アップデートを計画している。同社は機能強化のポイントとして、最新版Microsoft Dynamics 365への対応による毎月のアップデート版のスムーズな利用や汎用データ出力と国内の債権・債務の相殺処理(「グローバル製造業向け会計テンプレート for Microsoft Dynamics 365」)、組織変更への迅速な対応サポート(「グローバル製造業向け原価管理テンプレート for Microsoft Dynamics 365」)などを挙げている。