日本コカ・コーラ、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、Mastercard、ジェーシービー、American Express Internationalは4月13日、国内に約17万台設置されている「マルチマネー対応自動販売機」において、Visa・Mastercard・JCB・American Expressのタッチ決済(コンタクトレス決済)サービスへの対応を開始すると発表した。
同サービスにより、「マルチマネー対応自販機」のリーダーに非接触対応のカード(クレジット・ デビット・プリペイド)をタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も行うことなく、コカ・コーラ製品を購入することができる。
日本コカ·コーラは2002年4月、業界に先駆けて携帯電話の赤外線技術を活用した「Cmode自動販売機」(2011年3月末サービス終了)の全国展開を開始し、2007年には1台の自動販売機で複数の電子マネーに対応可能な「マルチマネー対応自販機」の導入を開始。
2019年にはコカ・コーラの公式スマートフォンアプリ「Coke ON」を活用したキャッシュレス決済サービス「Coke ON Pay」を開始している。
日本コカ・コーラの調べによると、「マルチマネー対応自販機」では約4本に1本がキャッシュレス決済により製品購入されているという。