半導体事業からICTソリューションまでを扱うエレクトロニクス商社の菱洋エレクトロは、報告書やレポートをハンズフリーのインカムとスマートフォンを活用し自動で作成できるソリューションの開発を発表。主に流通小売や建設業界のフィールドワーカーを想定している。
人手不足や働き方改革の推進により負担が増加する流通、小売、建設などの現場での作業報告書作成の負担軽減を狙う「Tolphin next」は、ハンズフリーでスマートフォンなどのデバイスを活用し、音声ナビとの会話によるやりとりで自動で報告書を作成。クラウドを通じて報告書のリアルタイムな共有や専用アプリへの保存も可能になる。
現在、同社では「Tolphin next」に合わせたインカムを開発しており、更なる使い勝手の向上を目指している。物理的な利便性はもとより、報告書のフォーマットを探したり、提出先の経路を探したりと余分な作業もそぎ落とせるのであれば、時間節約にも大きく貢献してくれそうだ。