Netcraftは4月8日(米国時間)、「April 2020 Web Server Survey|Netcraft News」において、2020年4月におけるWebサーバの調査結果を伝えた。2020年4月は1690万サイトほどの減少が観測された。ただし、コンピュータは1万台の増加およびドメインは290万の増加が観測された。Webサイト数ベースでのインターネットは減少傾向を続けている。
Netcraftは発表の中で、Webサーバを提供しているベンダーが新型コロナウイルスに関してどのような取り組みを行っているかをまとめている。紹介されている主な行動は次のとおり。
- MicrosoftはPuget Soundの新型コロナウイルス対応基金に100万米ドルを寄付(Microsoft donates $1 million to Puget Sound’s COVID-19 Response Fund - Microsoft on the issues)
- Microsoftによる新型コロナウイルスのトラッキングマップの提供(Microsoft Bing が提供するコロナウィルス (COVID-19) ライブ マップ トラッカー)
- Microsoftから患者のスクリーニングを支援するサービスの提供(Delivering information and eliminating bottlenecks with CDC’s COVID-19 assessment bot - The Official Microsoft Blog)
- NGINXおよびF5から危機の影響を受けたWebサイトに対する無償リソースの提供(Free Resources for Websites Impacted by COVID-19 - NGINX)
- Googleから新型コロナウイルスに関するデータセットの無償提供(Free public datasets for COVID-19 | Google Cloud Blog)
- Googleにおける新型コロナウイルスインシデント中にサービスが提供することがないようにするための強化策(Google Cloud support during coronavirus | Google Cloud Blog)
- Cloudflareが中小企業に対してサービスを無償で提供(Cloudflare for Teams Free for Small Businesses During Coronavirus Emergency )
新型コロナウイルスの影響で、業務形態をテレワークにシフトする動きが続いている。Webサーバ関連のベンダーは, こうした企業の動きをサポートする取り組みを行っている。