アイリスオーヤマは3月31日、大連工場(中国・遼寧省)と蘇州工場(中国・江蘇省)に加え、宮城県角田工場の一部を改修してマスクの生産を行うことを決定したと発表した。角田工場の稼働時期は6月。
同社はこれまで、中国の大連工場と蘇州工場の2拠点において、24時間フル稼働でマスクを生産し、月間8000万枚を日本国内に供給してきた。今回、国内に生産設備を導入することにより、新たに月間6000万枚のマスクを生産できるという。
これまで中国1カ国に依存していた生産体制を分散し、リードタイムを約2週間短縮できるため、安定供給の体制を構築するとしている。