さくらインターネットは3月10日、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う一斉臨時休校や不要不急の外出自粛の呼びかけを受け、学習支援の一環としてプログラミングの基礎が学べるオンライン講座「Tellus×TechAcademy 初心者向け Tellus 学習コース」を無料提供すると発表した。同日から申し込み受付を開始し、同16日から受講が可能になる。

今回、提供するオンライン講座はプログラミングの基礎が学べるプログラミング初心者向けとなり、プログラミング言語のPythonを用いて、簡単な画像処理や同社が構築・運用する日本発の衛星データプラットフォーム「Tellus」での衛星画像の加工、数値予測の方法などを学ぶことができる。同講座は、昨年12月にも無料提供を実施し、定員の約2倍となる426名の申し込みがあったという。

なお、同講座はキラメックスが運営するプログラミングやアプリ開発を学べるオンラインスクール「TechAcademy(テックアカデミー)」で公開されている。

受講対象は新型コロナウイルスの影響で外出を自粛中の中学生以上の学生・社会人(中学生未満でも漢字などが読める場合においては申し込み可能、未成年の場合は保護者の同意を得てから申し込みが必要)となり、定員 約100人で定員を超えた場合は抽選。

講座内容はPythonの基本文法、数値計算やグラフ描画、データ解析手法、画像加工、機械学習の基礎と演習となり、受講期間は4月6日までとなる。