United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は2月25日(米国時間)、「OpenSMTPD Releases Version 6.6.4p1 to Address a Critical Vulnerability|CISA」において、オープンソースのSMTPサーバ「OpenSMTPD」に脆弱性が存在すると伝えた。

OpenSMTPDはサーバサイドで動作するSMTPの実装系。OpenBSDプロジェクトによって開発されている。この脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたサーバの制御権が乗っ取られる危険性があるとされており注意が必要。

脆弱性や修正済みソースコードなどは次のページからたどることができる。

脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

  • OpenSMTPD 6.6.4p1
  • OpenSMTPD 6.6.4p1 released: addresses CRITICAL vulnerability

    OpenSMTPD 6.6.4p1 released: addresses CRITICAL vulnerability

この脆弱性は深刻度が緊急(Critical)に分類されている。Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA)はユーザーおよび管理者に対し、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。