オージス総研は11月26日、企業間でリアルタイムなデータ連携を実現するというEDI(Electronic Data Interchange)サービスである「eCubenetデータフロー」を提供開始した。料金は要問い合わせ。

  • eCubenetデータフローの適用例

新サービスは、EDIのリアルタイム処理やAPI連携を実現でき、利用中の環境において、データマッピングなどの設定を管理者自身が変更できるセルフサービス機能を備えているという。

同サービスを適用すると、例えば得意先企業からの注文データをリアルタイムに受け取ることで、連携に関わるリードタイムを短縮できるという。

また、これまでのように受注締め時刻に間に合わせるためにバッチ処理タイミングを考慮する必要が無くなり、時間に余裕を持った対応が可能になるとのこと。

さらに、同社が提供するEDIサービスである「eCubenetサービス」と連携でき、EDI標準で連携している取引先との連携を維持しながら、EDI標準では対応が難しい連携領域にeCubenetデータフローを適用するといった、ハイブリッドな利用が可能だという

今後の機能拡張としては、FAX-OCR連携機能やクラウドオフィススイート連携機能を順次リリースする予定だ。