日立ソリューションズは24日、データレイクやデータウェアハウス内のデータを分析するための前処理を支援する「データプレパレーション基盤導入ソリューション」を、10月25日から提供開始することを発表した。

  • 視覚的にデータの整形や加工を行えるツールを利用した画面

    視覚的にデータの整形や加工を行えるツールを利用した画面

同ソリューションは、主にユーザー部門がデータレイクやデータウェアハウス内のデータを活用する上で、抽出や結合・分割、表示形式のカスタマイズなどを視覚的に簡単な操作で行える環境をワンストップで提供するもの。

「Talend Data Preparation」などを利用し、データプレパレーション基盤の設計・構築から運用・保守までを、同社の技術者がトータルに提供するという。

また、データレイクやデータウェアハウスにデータを格納する際に行う生データへの前処理を支援する日立ソリューションズの「Data Preparation Service」とあわせて利用することで、生データの収集から分析まで幅広く対応するということだ。

さらに、統計やAIなどの分析ライブラリをクラウドで利用できる「Databricks」と組み合わせることで、データの高度な利活用も容易に行えるようになるという。